2016年にExcelの図形で描いた浮世絵師歌川国芳「坂田怪童丸」の動画を再編集しました。
少し動画の時間が短くなりました。
使用ソフトはExcel2010
歌川国芳「坂田怪童丸」をどうやってExcelで描いたのか?
最初は顔の部分から描いてます。描くって言っても私の場合はExcelの図形を使うから配置していくって感じ。
簡単な絵は見本を見ながら図形を置いていくけど、今回のような大きいものは補助線を引いて位置合わせをしながら図形を置いていきます。
坂田怪童丸さんを描いてから、次に鯉を描いていきます。幾つものパーツの重なりを考慮しなきゃいけないので、まずヒレの部分を描いてから胴体を描いていきます。
こんなにたくさんの図形を配置していくからだんだん面倒になってきます。
そんな時は見本の絵に図形を置いて形を作ってから、描いている絵に配置することもあります。
水しぶきのところは適当に図形を配置しています。適当といってもこんだけ図形で描いてるからここら辺かな~?って配置するとピタリとあっていて、熟練の技だなと自分でも感心。無駄な能力を身に付けました。
描いてみてわかった、浮世絵(木版画)ってすごい!
浮世絵を描いてみてわかったことは、絵の重なりの複雑さとそれを何工程もかけて表現しているすごさ。
幾つもの工程を何人もの職人さんが協力して一つの作品になっているところは神業です。
鯉の鱗なんて濃い線と薄い線があって、体もグラデーションになっていて、木版画でどうやったらこんなものを作れるんだろうと感心してしまいます。
Excelで描いてみて木版画の技術の凄さがちょっとわかりました。
現代の浮世絵ってあるのかな?って検索したら「アダチ版画 現代の浮世絵」っていうサイトがありました。
アダチ版画 現代の浮世絵
池永 康晟さんの浮世絵がすごく素敵です。
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